日本の国石って知っていますか?(水晶?翡翠?)

皆さん、

日本の国歌は知っていますか?

 

はい。

「君が代」ですね。

では、日本の花と言えば?

 

はい。

桜と菊です。

知っていました?

私は桜だけ分かりました。

菊は、聞けば何となくは分かりますね!

 

では日本の国石と言えば何でしょう。

・・・

・・・

・・・

・・・

はい。

答えは
「翡翠(ひすい)」です。

知っていましたか?

初めて聞いた方は「へ~ そうなんだ~」だと思います。

でも、「えっ 水晶じゃないの?」という方もいると思います。

ちなみに私はそうでした。水晶だと思っていました・・・。

翡翠になったコトなど最近まで知リませんでした。

日本を代表する石
日本を象徴する石

この日本の石のコトを日本の国石(こくせき)と言います。

その地域を代表する花を市や県の花とするようなモノで、
世界各国の国にもその国を代表する、象徴する石というモノが決められています。

日本は明治時代に多くの水晶が海外に流出し、それが日本の石のイメージとして定着したのでしょう。

だからボクも何かの本で「日本の国石は水晶」だと見た事があったのだと思います。

日本の国石は「 翡翠 」です!

ちなみに5月の誕生石にも制定されています!

 

日本の国石はいつ誰が翡翠に決めたの? 

引用元:https://geo-itoigawa.com/

実は、日本の国石が翡翠に決まったのは最近のコトなのです。

2016年9月。

ホントに最近ですね~!

決めた?のは日本鉱物科学会というトコロです。

この日本鉱物科学会が一般社団法人化の記念事業の一環として日本の国石を選定しました。

簡単に選定の流れを書くと・・・

1.候補の石を5ケに絞る。
 ・翡翠(ひすい)
 ・水晶
 ・輝安鉱(きあんこう)
 ・自然金
 ・花崗岩(かこうがん)

2.投票
 ・過半数に達したモノはなく、
  上位2候補の石で
  再度投票するコトに。
  (翡翠と水晶)

3.決選投票
 ※翡翠に決定!

 

こんな流れだったようです。

決選投票では翡翠と水晶は僅差だったようですので

 ・翡翠は国石
 ・水晶は準国石

と、呼んで良いんじゃないでしょうか?

私の中では水晶の国石歴が長すぎて翡翠ひとつだと何だかピンと来ません・・・。

水晶も入れて欲しかった・・・。
(この際、国石は2つでも・・・・。)

と、言うことで日本の国石は翡翠!です。

ちなみに

①日本の魚は何でしょう?
②日本の蝶は?
③日本の鳥は?
④日本の菌は?
⑤日本のスポーツは?

・・・

・・・

・・・

答え
①国魚:錦鯉(ニシキゴイ)

②国蝶:オオムラサキ

③国鳥:雉(キジ)

④国菌:麹菌(コウジキン)
⑤国技:相撲

私はオオムラサキと相撲しか分かりませんでした・・・。
国鳥ってトキかと思ってた。
国の菌って・・・・・。
考えたこともありませんでした。

日本の国石は翡翠でしたね!

日本の国石は水晶と思っている人もまだまだ多いと思いますが、
2016年に日本鉱物科学会が選定しました。

日本の翡翠(ヒスイ)の種類・産地はどこ? 

引用元:https://geo-itoigawa.com/

「東洋の宝石」と言われる翡翠(ひすい)には2種類あり硬玉(翡翠輝石、ジェダイト)軟玉(ネフライト)があります。

総称して翡翠(ジェイド)と呼ばれています。

この2つは鉱物学的には全く違うモノですが見た目では分かりづらく、違うモノだと分かったのは1863年になってからです。

宝石として価値があるのは硬玉(ジェダイト)だけですが、
中国では白くて透明感のある最上級の軟玉(ネフライト)を硬玉よりも大切にしてきました。

ヒスイという名前は美しい青緑の羽を持つ水鳥のカワセミ(翡翠)からついた名前です。

翡はオレンジ色翠は緑色という意味を持ちそれぞれカワセミの羽の色を表しています。

翡翠は緑色のイメージが強いかもしれませんが、白、緑、薄紫、ピンク、赤、青、オレンジ、黄色など多彩な色があります。

チタン、鉄、マンガンを含有して薄紫色になったり、鉄分やクロムを含有して緑色になったりします。

半透明で艶があり濃い緑色のロウカンと呼ばれるモノが一番価値があるとされています。

日本の国石ヒスイ、硬玉の硬度は6.5~7と水晶より少し低いくらいですが
靭性(粘り強さ、加えられた力に抵抗する割れにくさ)が強く
細かい繊維状結晶が緻密に絡まって生成されていてとても頑丈です。

ハンマーを使ってダイヤモンドと硬玉を同じ力で叩くと
ダイヤモンドが粉々になる力を加えても硬玉はほとんど割れません。

繊維状結晶が緻密に絡み合った集合体なのでとても堅いのです。

日本では縄文時代の遺跡から勾玉が出土していますが、
アステカ文明やアメリカ先住民など、古代より世界各地で聖なる石として崇められてきました。

さて、日本の国石となった翡翠ですが日本には約10ケ所の翡翠の産地があります。

・新潟県糸魚川市
・北海道旭川市
・埼玉県大里郡
・群馬県甘楽郡
・静岡県引佐郡
・鳥取県八頭郡
・兵庫県養父郡
・岡山県阿哲郡
・高知県高知市
・長崎県長崎市

なかでも日本を代表する翡翠の産地は新潟県の糸魚川市小滝の小滝川です。

 

引用元:https://geo-itoigawa.com/

天然記念物にも指定されている小滝川硬玉産地(通称:翡翠峡)では鉱物収集こそ禁止ですが、
清らかに流れる清流に美しい翡翠を観察することが出来るそうです。

良質な翡翠の採れる糸魚川。

こちらの翡翠は約5億2000万年前に出来たモノで「世界最古の翡翠」と言われています。

いつかは行ってみたいですね!

でも

やっぱり老後かな~

日本の県の石って知ってますか?

私は知りませんでした。

県の石?

聞いたこともありませんでした。

日本の国石が翡翠になった件を調べていて、その中で

「日本の県の石については、2016年5月10日に 日本地質学会が選定しています。」

っていう、一文を見つけました。

ページに飛んで見てみると・・・

う~ん

ありましたね・・・。
そこには以下の文言が・・・

「その県に特徴的に産出する、あるいは発見された岩石・鉱物・化石を
それぞれの「県の石」として選定いたしました。
日本地質学会は来る平成30年(2018年)に創立125周年を迎えますが、
都道府県の石の選定をその記念事業のひとつとして実施するものです。」

2016年に選定されたようですね!

その一覧には47都道府県別に、岩石・鉱物・化石が各1ケずつ認定されていました。

でも、宝石とかではないのでちょっとピンときません。

私の住んでいる千葉県だと

「千葉県の石」
・岩石名・・・房州石(凝灰質砂岩・細礫岩)
・鉱物名・・・千葉石
・化石名・・・木下貝層の貝化石群でした。

う~ん・・・。
聞いたことはあるような・・・・。
ないような・・・。

ないかな?

 

日本の国石である翡翠の有名な産地である新潟県では

「新潟県の石」
・岩石名・・・ひすい輝石岩
・鉱物名・・・自然金
・化石名・・・石炭紀ーペルム紀海生動物化石群でした。

翡翠は入っていましたね!

なんだかホッとしました。

自分の県の石など他の県について気になる方は

「日本地質学会 県の石」

で、検索すればすぐに出てきます。

世界各国の国石について

簡単にですが、紹介したいと思います。

アメリカ・・・サファイア
 アメリカ人鉱物学者クンツ博士が提唱した、とか国旗の青の色にちなむ等、諸説あります。

イギリス・・・ダイヤモンド
 世界的に有名なダイヤモンドの名品を英国王室が所蔵しているからと言われる。

イタリア・・・珊瑚
 地中海沿岸で珊瑚を産出していたが、19世紀には乱獲により枯渇。
 地中海産は赤い珊瑚が主流。紅珊瑚と呼ばれる。

インド・・・真珠
 真珠の生産地。ポーク海峡周辺にてインドアコヤガイが生息。   

ウルグアイ・・・アメジスト
 アメジストの産地。ウルグアイ産のアメジストは、紫色が濃く結晶が細かいモノが多い。

エジプト・・・ペリドット
 ペリドットの産地。ペリドットを初めて採掘したのはエジプト人と言われています。
 古代エジプトではペリドットは、暗闇を照らす「太陽の石」と呼ばれ、崇められていた。   

オーストラリア・・・オパール
 オパールの産出国。特にオーストラリア州のクーパーピディは世界最大の産地。

オランダ・・・ダイヤモンド
 ダイヤモンドの研磨技術に優れており、世界各国の王室のダイヤを研磨してきた。

コロンビア・・・エメラルド
 コロンビアは世界のエメラルドの80%以上を産出している。
 特に、青色を含まない良質なすばらしい緑色によって他の産地のモノと区別される。
 コロンビアの3大鉱山
 (ムゾー鉱山・コスケス鉱山・チボール鉱山)

スイス・・・水晶
 水晶の産地。世界でもトップクラスの品質の水晶が採れる。

スペイン・・・エメラルド
 エメラルドを多く所有していたインカ帝国を征服し多くのエメラルドをヨーロッパに持ち帰った。

スリランカ・・・キャッツアイ
 キャッツアイの産地。スリランカのキャッツアイは最高級と言われている
   
チリ・・・ラピスラズリ
 ラピスラズリの産地。ラピスラズリの世界3大産地のひとつと言われるコキンボ地方がある。
 1984年にチリの国石に定められた。   

トルコ・・・トルコ石
 昔も今もトルコではトルコ石は産出していない。
 かつてこの石は中東のペルシャ(イラン)からトルコを経てヨーロッパへと運ばれており
 ヨーロッパの人々にとっては「トルコから来る石」であったコトが由来。

マダガスカル・・・モルガナイト
 高品質なモルガナイトの産地。1911年にマダガスカルの海岸で発見された。
 名前は宝石収集家の銀行家、ジョン・ピアモント・モルガン氏に由来する。

ミャンマー・・・ルビー
 世界有数のルビーの産地。シャン高原西端のモーゴークは高品質のルビーの産地として有名。
 ミャンマー産ルビーは、世界のルビー貿易をほとんど独占してきた。

フィリピン・・・真珠
 パールの産地。群島国家として海に関係する宝石を選定した。

フランス・・・真珠
 歴代の王妃が真珠を好んだことから。
   
ペルー・・・エメラルド
 エメラルドの産地。インカ帝国時代に多くのエメラルドを所有していた。

ロシア・・・ガーネット
 帝政ロシア時代に、ロードライトガーネットを国の象徴としていた。

                   (Wikipedia参照)

ほとんどの国は、自国で産出される石を国石にしていますがそうではない国もあるようです。

日本の国石は

ひすい ♡

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